pha著「ニートの歩き方」特設ページ

質問

・漠然とした質問ですみません。これまで、小さな不安から大きな不安まで、いろいろな不安があり、対処したり対処しなかったりしてきたのですが、phaさんはたとえばどのようなことに不安を感じていて、それらにどう対処していますか。


回答

 ときどきですが、突然言いようもない不安の波に飲み込まれる時があって、やばい、なんか知らんけどやばい、とにかくやばい、世界も他人も全てが恐ろしい、未来も世界も全てがうまくいかない、もう逃げるしかないけど逃げる場所もない、という気分になったりします。

 でも大体それはただの気分だと思っています。具体的な不安の内容とはあまり関係がない。何か現実にトラブルを抱えているときでも気分が良ければ大して気にならなかったりするし、逆に特に大した問題がなくても不安な気分のときはもう全てがダメだって思ってしまう。

 だから僕は気分を変えることだけを考えますね。最終的には時間が経てば勝手に気分が落ち着くんだけど、いくつか思いついた対処法を書いてみます。

寝る

 寝逃げは鉄板ですね。寝て起きれば世界は落ち着いていたりします。

食べる

 なんか食べると気分が変わるし、やけ食い的に食いまくっておなかが苦しくなると精神的な不安は若干マシになっていたりします。太るけど。

歩く

 体を動かすのは気分を変えるのによい方法です。身体と精神は連動しているので。歩くっていうのは「歩行によって一定のリズムが生まれる→なんか安心する」「視界が少しずつ変わっていくので気が紛れる」というのでいいと思う。なんか調子悪いときは毎日ひたすら3時間くらい歩いたりしてたこともあります。

 身体を感じることと精神を落ち着けることについてはヴィパッサナー冥想なんかも何かの参考になるかも。

 どうしても落ち着かない場合は病院で抗不安薬とかを出してもらうといいかも。そのへんは人格改造マニュアルという本に詳しいです。




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